社会とつながりのある親しみやすい住まいを建てましょう

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新しい家を建て、その家の前の道を住民が通ったときに、以前よりもほっと心があたたかく感じる住まいをつくりたいと、私は思っています。たとえば、道路側に家族団らんの明かりがこぼれていたり、子供部屋を道路側に位置させることで、その家の子供の名を呼ぶ声が広がるようにします。このように、社会とのつながりのある親しみやすい住まいを手掛けたいと願っています。門や塀をつくらない代わりに、樹木を植えて角地としてのランドマークの役割を担わせています。道路からは、子供部屋・寝室・リビングの明かりで、家族の気配を感じることができます。美しい町並みをつくるということでは、日本中どんな場所でも画一的な住宅を建てているハウスメーカーの責任は重いと思います。これからの家は20年、30年で壊してまた建てるという考え方ではなく、50年、100年と住まい続けていくものです。ハウスメーカーは、建てたあとの保障や管理がいいと言いますが、今の時代では、そのハウスメーカーも10年後にはなくなっているかもしれないのです。ですから、ハウスメーカーや建売住宅に安易に決めてしまわないで、唯一自分の家族だけの空間をつくることに挑戦してみるべきです。
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家づくりは、家族にとって一大イベントであり、改めて家族の絆を強くする絶好の機会です。子供にとっても、家が完成していくまでのプロセスは、学校の教育では体験できないすばらしい創造の場となるはずです。事実、私の設計した家の子供の何人かは、家づくりの楽しみを体験した結果、建築の道へと進みました。家族が一緒につくった家はいつまでも大切に守っていこうとし、町並みや環境への配慮も育まれていくのではないかと思います。

緑を取り入れながら町並みにマッチした家づくりを

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「緑」をふんだんに取り入れながら周囲の町並みにマッチした家づくりをめざす
欧米諸国の家づくりも、道路と住宅との「境目」をどうするかが一つのテーマとなっており、植栽するなどの工夫をしています。 ところが、日本の場合、家と家とが極端に狭いのにもかかわらず、実際には役に立たない塀をお互いにつくっているわけです。ですから、私は、最近は意識して塀のない住宅をつくるように心掛けているのです。
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「植栽」に関しても、まだまだ施主側の意識が低いため、説明して納得してもらったうえで、緑を植えてもらうことにしています。「緑」は町並みに陰影を与え、精神的に人を安定させるなど、さまざまな効用があるので、家の中にも外にもどんどん取り入れるべきです。とくに、角地の施主に対しては、そこがランドマーク的な存在であるため、遠くから見ても目立つような樹木などを植えるように、心掛けています。街路樹にしても、てんでばらばらに植えていくよりは、一つの地域で統一したものを植えていくだけで、それなりの町並みができあがっていくはずです。これからの家づくりのコンセプトは、目立とうとする意識を控え、自分の家も町並みの一部であることを認識することにあると思います。そうすれば、洋風だろうが和風だろうが、自然とマッチするようになるはずです。

確かにニュータウン開発はイギリス方式における地域開発的要素を多く取り入れるならば,全国スケール
での人口分散をねらわなければならないと思うが,しかしながら,現在の大部
分の大規模住宅団地は大都市の人口をその周辺に分散させ,全国的スケールか
らみれば一層の大都市圏人口への集中をさせた一要因でもあると考えられる。

日本人は見られることに対する意識が低かった

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東京の町並みが、こんなにも狼雑になってしまった要因はさまざまあげられますが、じつを言うと、もともと日本は、「見られる」ことに対する意識が低かったのです。日本の景色はつねに借景であり、たとえば京都あたりでも、比叡山をこの庭から見るとどうなるか、ということを絶えず意識していたのです。そんななかで、昔の日本の町並みで、私が注目するのが垣根です。垣根は、外と内をきっちりと分けてしまわない、ファジーな部分を担っていました。たとえば、垣根越しになかの人の気配を感じることができ、垣根沿いに植えられたジンチョウゲやヒイラギの花の香りによって、通行人がなかの住人の人柄を推察することができたのです。つまり、垣根とそれに付随する樹木などが、町に対する「呼びかけ」として機能していたわけです。ところが、高度成長期あたりから垣根はブロック塀に取って代わられ、この「呼びかけ」の意識を欠いてしまいました。その結果、周囲に「合う合わない」を職みず、好き勝手な建物をつくっていく一因となったのです。
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これからは、見られることを意識し、自分の家も町並みを織成している一つであることを認識してもらいたいし、また、そんな意識をどのように育んでいくかがポイントになると思うのです。

木内(1979)はわが国のニュータウン(厳密な内容的には住宅団地と同義)
について,家族数および形態の変化,生活水準の向上にともなう住宅様式,社
会施設の充実と改善,近い位置に職場をつくり出すことが問題であるとし,さ
らに将来の問題として,ニュータウンが大都市人口の人口と財政の負担を増大
させないか,全国的な人口の分散,環境保全の計画の樹立をあげ,日本の経済,
政治構造の変化(分散化)が必要と主張している。

町並みを考慮した家づくり

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外と内の境目にあった垣根は町に対する「呼びかけ」の機能を果たしていた
これまでは、これから建てようとする一軒の家についてのみ述べてきましたが、最後に、その家をどのようにして町並みに溶け込ませていくか、つまり、周囲の家々をどう意識していくか、ということをテーマにしたいと思います。日本人にとって落ち着く色彩とは、土や木の幹といった自然色です。昔の日本の町並みに統一感があったのは、古来からあるこの自然色をベースにした素材を用いてきたからなのです。ところが、たとえば現在の東京の町並みを見てください。これだけ醜悪な様相を呈している都市は、ほかに類をみないといっても過言ではありません。ちなみに、ヨーロッパ諸岡の町並みを思い起こしてみましょう。そこがイタリアのローマでもフィレンツェでも構わないのですが、道路には同じ素材の石畳が敷かれ、街灯の明かりも同じ色で統一されています。民家にしても、塀、壁、屋根などが、それぞれの同色で統一されることによって、美しい景観を誇っています。
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また、エーゲ海に浮かぶ島々の建物の色も、近・現代に入って、ほかの色彩を使用できるようになってきたにもかかわらず、かたくなに白で統一されているのです。

次に,住宅団地が周辺地域へ与える影響として,佐藤(1987)は企業都市に
おける住宅建設が小規模で分散的な住宅団地の造成によりなされ,その結果と
して分散的な市街地が形成されたことを明らかにし,企業と地方自治体の役割
について検討した。

視覚、音、気配などによりお互いの存在を確認できる空間づくりを

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「視覚」「音」「気配」などによってお互いの存在を確認できる空間づくりを
有った方が良い設備やしっかり固定したり守ったりしなければならない設備もある。←いろいろな設備はこちらのサイトから確認してください。
二世帯佳宅は、どんなシチュエーションであれ、一つの敷地に二つの家族が同居するわけですから、必ず共有する部分が出てくるものです。ですから、たとえば、一階の庭を子供夫婦が使っているときは、二階から親夫婦が見ることができるようにするなどして、コミュニケーションがはかれるよう配慮することが大切になってきます。同様に、親夫婦の寝室の明かりが灯っているときは、一階の子供夫婦からチェックできるようにしたりするなどの工夫が必要となります。つまり、「視覚」「音」「気配」などから、お互いの存在を確認できるように、住まいが構成されている必要があるのです。子供夫婦、親夫婦両方の意見を上手に取り入れながら二世帯住宅をつくれば、和気あいあいとした雰囲気づくりも不可能ではなく、こうした空間によって、家族の絆を強めることもできるのです。まさに、二世帯住宅は、厳しい日本の住宅事情を乗り切っていくためのキーポイントとなる存在だといえるでしょう。

また,ニュータウン内においても都営住宅,賃貸
住宅,分譲住宅などの住宅の種類ごとに年齢構成からみたライフステージや学
歴・職業などの居住者の特性が著しく異なることも明らかにされた。建築学に
おいても住田(1984)は,千里ニュータウンの居住者構成の特徴において住宅
の種類ごとに家族形態(核家族化)と世帯主の属性(年齢,職業)が異なるこ
とを明らかにし,全体としてニュータウン居住者層のホワイトカラー化(専門
技術と一般事務)とエリート化(管理職と専門技術)が進んでいることを明ら
かにし,ミックス・ディベロップメントで居住者の社会階層の混合をはかるこ
とを主張している。

同居が息子夫婦か娘夫婦かで事情が変わる

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息子夫婦との同居は、日本に従来からある典型的なスタイルです。ところがこのケースでは、育った時代背景や環境、価値観の違う主婦が一つ屋根の下で過ごすため、日常的に評いが起こる可能性が高くなるわけです。このような「嫁姑問題」を解決するためには、たとえば「女の城」と称されるキッチンに着目し、子世帯にサブキッチンを設けるなどの工夫を心掛けるべきです。娘夫婦との同居は、女性が主導権をもつ家事や育児の協力態勢がスムーズに行えるスタイルで、このところ注目を集めるようになっています。俗に言う「マスオさん現象」は、女性の社会進出にともなって、今後ますます増えていく傾向にあるようです。このケースにおける注意点は、対外的に子世帯主人の独立性をアピールしてあげる必要があります。そのためには、玄関や接客スペースを別々に設ける配慮をしたいものです。昔から当たり前のように言われている安全な方法は改めて確認しましょう。
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また、働き盛りである子世帯主人は、住々にして生活サイクルが親世帯とは合わないものです。しかも、同居相手が妻の両親になるわけですから、子世帯専用の浴室やシャワールームを設置して、帰宅後に気がねなく利用できる工夫を凝らしてください。

そのなかで店田は,ニュータウン居住者の家族構成には高い核家族率,地方圏出身
者が多く,30~40歳代の比較的若い世帯主年齢に偏っていること,世帯年収
からみた経済階層や学歴や職業からみた社会階層において同じ階層への集中度
が高いことを明らかにした。

さまざまなバリエーションのなかから二世帯住宅での暮らし方を考える

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二世帯任宅をつくるにあたっては、どこを共有部分にするかがポイントになります。詳しくはあとで触れますが、玄関は一緒でいいけれども浴室は別がいいとか、親にだって友だちがいるのでリビングを子世帯だけのものにするわけにはいかないとか、家族によってそれぞれ要望が違ってくるのです。ここでは、やはり悩んでいる様子がひしひしと伝わってきます。親としては、このまま二人きりでいたほうがいいのか、それとも増改築によって二鯉術住宅にして子供を呼んだほうがいいのか、というように最初の段階から迷ってしまうようです。住宅事情が複雑化する現代においては、家を建てることをきっかけに、人生そのものを見つめ直していく時代になってきたといえるのです。
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二世帯住宅での暮らし方をさまざまなバリエーションから考える二世帯住宅は、親世帯と子世帯の人間関係やそれぞれの生活スタイルの違いによって、そのバリエーションは数限りなくあります。建物をどう使い分けるかを考えてみても、玄関を別々にして屋内ではまったくつながっていないとか、玄関は一つにして屋内に入ったら階段でセパレートするとか、内階段で始終行き来しているものもあれば、万が一のときにだけ使用できる通路があるなど、さまざまです。土地活用をみても、敷地いつぱいに家を建てて二分割するものもあれば、中庭を設けて、コの字型の建物を対面式にするとか、同じく中庭を設けて、L字型の建物を 組み合わせるように配置し、それぞれの建物を回遊できるようにするなどの方法があげられます。また、同じ二世帯住宅であっても、息子夫婦との同居なのか、娘夫婦との同居なのかによって、事情は違ってくるようです。

二世帯住宅をつくるまえに

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日本独自で発展した二世帯住宅は百年住宅実現へ向けて必要不可欠な存在地震が起こってからでは遅いです。
建物設備の地震に向けた先行投資なら、←ここから様々なタイプの情報を探せます。
限られた土地で住宅に工夫を加えるなら上か下に延ばすしかないと、まえに述べましたが、そういった条件をクリアする意味でz」こ最近、注目を浴びるようになったのが二世帯住宅です。今までのように、20年、30年で家をつぶしてしまうのではなく、50年、100年もつようにするためにも、二世帯住宅は必要不可欠な存在といえるのではないでしょうか。二世帯住宅は日本だけで発展した、独特のスタイルをもっています。欧米諸国では、子供たちが成長したら独立するのが当たり前という考え方ですし、大家族主義のアジア諸国でも見かけることはありません。ある程度、欧米諸国の生活様式を取り入れてしまった日本においては、もはやアジア的な大家族主義には戻ることができないでしょうから、共有部分を残しつつ住み分けする二世帯住宅が増えていくと思われます。事実、きちんとした統計は出ていませんが、その数は、およそ20万戸以上あるといわれています。二世帯住宅が増加してきた北凰皐には、やはり土地峨入がますます困難になってきたことがあげられます。加えて、親の立場としては、つねに子供の近くにいることで安心を得るといった、つかず離れずの関係が増えてきたからだと思います。

社会学においても,多摩ニュータウンに関する総合的研究として小林ほか編
(1987)では店田(1987)がニュータウン地区と一般郊外地区の住民特性の比
較を行い,浦野(1987)がニュータウン住民の住み替え行動を分析した。

バリアフリー住宅への対応は早めに

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大掛かりなものでは、将来的にリフトが必要になったとき、設置が可能なように天井を補強しておくことなどがあげられます。その際、たとえば寝室からトイレ、浴室、洗面室などへ直線で移動できるように、リフトの通過ルートを考慮して設定しておけば、介謹する人の負担が軽減されることでしょう。こうしたバリアフリー住宅は、確かにお金がかかります。でも、先行投資としてとらえれば、むしろ割安になる場合もあるのです。なぜなら、いまは25年で建て替えするよりも、100年もつ住宅が求められており、そのような住宅にしておけば、建て替え費用だけでなく、老人に対する介護費用も軽減されるからです。予算がないのなら、一言に全部やろうとするのではなく、段階的に行ったり、将来的に可能になるような配慮を設計の段階からしておくべきでしょう。たとえば、エレベーターが設置できるようにスペースを確保しておくだけで、コスト的にもずいぶん違ってくるはずです。
地震列島日本では建物を建てる時、必ず地震を見越した設計をする。各種不動産知識は、←こちらをご覧ください。
高齢化社会において求められるバリアフリー住宅とは、一言でいうなら、「人にやさしい」住まいです。人にやさしいということは、若い人にもやさしく、住みやすい家になるのです。また、こうした住宅に誰と住むのかがポイントになります。

また金城(1983)は,千里ニュータウンと泉北
ニュータウンの居住者の年齢別人口構成の比較から,泉北ニュータウン居住者
の年齢別人口構成が先に開発された千里ニュータウン居住者のそれを追随した
形となっていること,住宅の所有形態により年齢別人口構成に違いがみられる
ことを指摘した。

高齢化社会に求められるバリアフリー住宅は人に優しく健康的な住まい

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高齢化社会に求められるバリアフリー住宅は人にやさしく健康的な住まいとなる
対策はたくさんある。自分に合った方法を選ぼう。←ちなみにこちらからは多くの物件を見ることができます。対策を見て参考にしましょう。
では、健康で安全なバリァフリー住宅をつくるためにはどのようにしたらよいのでしょうか。そのためには、細かなものの積み重ねをしていくしかありません。それこそ、手摺りを付け、段差をなくすことからはじめ、階段も幅広くゆったりとさせ、滑らないように留意します。廊下は車椅子が通れるよう、幅一メートルは確保しましょう。トイレも車椅子で入ったときに、介護する人のスペースがあるように設計される必要があります。浴室にもさまざまな工夫を凝らしたいものです。たとえば、体の不自由な人が衣服を脱ぎやすい脱衣室になっているか、脱衣室から浴室への移動がスムーズにできるか、浴槽は適度の高さになっているか、といった点を配慮すべきです。そして、つい見落としてしまうのが照明関係です。年を取ると、見るものすべてが暗く感じるようになるので、より明るいものにしたいところです。スイッチは形が大 きく、手の不自由な人でも押しやすい構造になっていることが要求されます。取っ手もドアの面材部分に凹ませたものではなく、大きなものを取り付けてあげましょう。

日本は社会経済的階層差が欧米諸国ほどではないとされるが,わが国における郊外住宅団地
の居住特性の問題として,年齢別人口構成の問題が深刻化している。わが国の
郊外住宅団地における年齢別人口構成の偏りに関しては,田辺ほか(1976b)
が仙台市周辺の住宅団地を対象として,住宅団地の造成年代,造成主体,団地
の立地位置の差異と年齢別人口構成との関係について分析し,造成年代との密
接な関係を明らかにした。